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京都に行くとよく和菓子などを間食するのですが、今日はお気に入りの「あぶり餅」をご紹介したします。日本で創業1000年を超える起業は現在7社だそうですが、その中のひとつが「一文字屋和助」です。平安時代、一条天皇が国内の流行り病を鎮めようと今宮神社を建立した同時期からこの地で無病息災の縁起物として、あぶり餅を製造販売していたそうです。向いには「かざりや」がありますが、こちらは創業約600年とのことです。今回は、かざりやで食べました。この参道は、鬼平犯火帳のエンディングで風鈴売りが流しているシーンで使われています。

天台系圓浄宗の大本山。応仁の兵火や信長の比叡山焼き打ちに遭遇しますが、天正元年現在地、紫式部邸宅址に移転。紫式部はこの地で藤原宣孝と結婚生活を送り、源氏物語を執筆しました。平安朝の庭園「感」を表現した源氏庭は夏の時期紫の桔梗が見事です。

今年も行って来ました祇園祭巡行。宿泊していたホテルの部屋から鉾の辻まわしを観てすぐに集合場所の新町通りにある知人宅へ。ここは巡行を観る最高の場所です。いつもお世話になっている芸舞妓さんやお客さんお店のオーナーたちと乾杯。この場所に嫁いで70年鉾の巡行を観てきたお母さんに京都の暮らしや文化の話を聞きながら祭に食べる家庭料理をいただき華やかで楽しいひと時を過ごしました。3年目に他界した父と年齢が同じこちらのお母さんに、来年もあんたに会えるかわからんなーと言われ胸が熱くなりこの時間を大切にしようと思いました。

京都東山「二年坂」

2014年07月06日

清水寺・高台寺・八坂の塔など人気の観光スポットを結ぶことから観光客が絶えない場所です。この場所でつまずいて転ぶと二年以内に死ぬと言う言い伝えもありますが真相は…

両国観音霊場10番札所。約1200年前、三室戸寺の奥、岩渕より出現された千手観音菩薩を御本尊として創建されました。5千坪の大庭園はツツジ・シャクナゲ・アジサイ・ハス・紅葉など四季を通じ美しい花が鑑賞出来ます。紫陽花庭園を目当てに行ってきました。前回に続き平等院の表参道のお茶屋さんで美味しい宇治茶をいただきました。

永承7年(1052)関白藤原頼道が父道長の別荘を寺院に改め創建。鳳凰堂は経典に描かれる浄土の宮殿をイメージされています。鳳翔館の鳳凰は鈍い光沢を放ち雲中供養菩薩像26体は伸び伸びとしながらも幻想的な雰囲気をかもし出しています。参道には宇治茶の名店が軒を連ね試飲をさせてくれます。低温でいれる手もみ新茶は甘みがあり格別でした。

臨済宗建仁寺派の大本山。開山は栄西禅師。開基は源頼家。800年の時を経て、今も禅の道場として広く人々の心のよりどころとなっているようです。俵屋宗達晩年の最高傑作とされている「風神雷神図屏風」(国宝)がひっそりとした座敷の佇まいに突然現れ心を奪われます。法堂の天井には創建800年を記念して平成14年「小泉淳画伯」筆の双龍が見事です。

上七軒歌舞練場に北野をどりを観に行きました。上七軒は京都五花街ではもっとも古く伝統と風情のある花街です。来週は宮川町の京をどりを観に行きます。この時期ですので桜の名所もまわりました。本萬寺・京都府庁・相国寺・京都御所(御苑)。相国寺の法堂(重要文化財)の天井に描かれた通称「鳴き龍」の鳴き声も聞くことが出来ました。

京都「祇園 末友」

2014年03月03日

取引先の方たちを京都で接待しました。

平安時代、第58代光孝天皇が西山御願寺として着工されたのがはじまり。広大な境内は御室御所跡として史跡に指定。国宝、重文の伽藍が配されています。遅咲きで有名なのは、中門内の西側一帯に咲く「御室桜」です。国の名勝に指定されています。