「先代から続く借地。地代は周辺相場より低いまま、土地を有効に使えていない」——地主さまから最も多くいただくご相談です。この記事では、借地関係を整理して土地を収益資産に変えるまでの手順を解説します。
なぜ「借地だから動かせない」が起きるのか
借地権が付いている土地は、地主さまの意思だけでは動かせません。そのため、次の状態が固定化しがちです。
地代は長年据え置かれ、周辺相場より低いまま
立地が良くても土地を活用できず、収益が伸びない
資産価値も上がらず、相続対策の観点でも不利
土地そのものに力があるほど、この「動かせない」状態がもったいない結果につながります。
出発点は「権利の整理」にある
土地活用の話の前に、まず権利関係を整理する必要があります。ここを飛ばして建物の話を進めても、実現しません。整理の方法は、借地権を買い戻して完全な所有権にする、底地と借地権を等価交換して単独所有できる形に分ける、借地人さまと共同で事業化する、などがあります。重要なのは、借地人さまにとってもメリットのある形にすることです。一方的な条件では交渉はまとまりません。
実際の手順
大田区で、低額の地代で長年貸し出されていた土地を再生したケースでは、次のように進めました。
借地人さまと交渉し、借地権の買い戻しを行って権利関係を再構成する
整理した土地に、エリア需要に合致した賃貸マンションを建設する
地主さまが完成後のマンションを全部取得し、安定した賃料収入を確保する
「借地だから動かせない」を、「借地だからこそ専門家と組んで最大化する」へ。権利の整理こそが、土地活用の出発点です。
結果として何が変わるか
このケースでは、地主さまが得る収益は従来の地代収入の数倍に向上しました。さらに土地の資産価値そのものが大きく高まり、相続対策としても有効な資産構成へと組み替えることができました。借地人さまにとっても、住環境の改善という形でメリットのある解決になっています。
確認しておきたいポイント
現在の地代は周辺相場と比べてどうか
借地人さまの意向(住み続けたいのか、現金化したいのか)
その立地でどんな建物に需要があるか
相続まであとどのくらいの時間があるか
同じようなお悩みはありませんか
「低い地代のまま、土地を十分に活かせていない」「相続を見据えて借地を整理したい」——借地・底地の整理と土地活用は、専門家の関与で結果が大きく変わります。当社は借地権・底地そのものの買い取りのご相談もお受けしています。査定・ご相談は無料、成果報酬型です。